シムソンズ

シムソンズ 通常版 [DVD]
あらすじを書いてたらあまりにも長くなりすぎた!
途中から畳もうと思うので先に感想書きます。
このあらすじは自分が書きたくて書きたくて書いちゃったものなので、未見で興味のある方は是非読まずに見てみて欲しいです。
面白かった!正直あんまり期待してなかったんですが、ほんとに面白かった!星井七瀬ちゃんうまいなあ、顔芸!
泣けたなあ、菜摘が史江に叫ぶシーンとか、コーチの話とか、すんごいベタだけど海岸のシーンとか。あとやっぱり最後の大会はほんとに泣けた。今あらすじ書いて手も泣けた。今年見た中のベスト泣き映画は今のところ「ニライカナイからの手紙」、時点は「タイヨウのうた」ですが、これもいい!ほんといい!
すごいキラキラしてて、青春で、カーリングも面白そうで、ほんとに良かった。
ローサちゃんもほんとよかった。
ちなみに有名な小野寺さんが小野菜摘(演じるのは高橋真唯)で林さんが林田史枝(星井七瀬)なんですが、真唯ちゃんの顔の方が林さんに似てて混乱しました。
あと、主題歌がジュディマリの「BLUE TEARS」で「小さな頃から」も挿入歌で使われてるんですが、なんか雰囲気がすごい合っててエンディングで主題歌聞きながらまた泣けた!
続編作って欲しいなあ。オリンピックにでるまでの話とか。

北海道の常呂町伊藤和子は何か自分にしかできない「キラキラしたもの」を探していた。ある日、カーリング場の近くを通りかかった和子とその友達の林田史江は常呂町カーリングの英雄の「マサト様」こと加藤真人を見に行く。すると、カーリング場には真人と親しげな様子のクラスメイト、尾中美希もいた。その帰り、真人と偶然ぶつかった和子は、経験者だと嘘をつき自己紹介。すると、カーリングでチームを作らないか、と誘われる。和子は早速チームメイトを集め始める。まずは史江に誘いをかけるが史江はあまり乗り気ではない。なし崩し的に手伝うことになった史江の前に家が酪農を営む小野菜摘が。一緒にカーリングをやりたい菜摘だったが言い出せない。しかし史江の機転で菜摘も一緒にやることに。あと一人。しかし和子は「マサト様には3人集めればいいって言われてる」。ど素人であることを隠したまま練習場へ向かった3人は、そこに尾中美希を見つける。「最後の一人が尾中さんだったなんて」美希は学校で浮いている存在だ。てっきり真人にコーチをしてもらえると思いこみ、勢いよくアメリカのアニメからとった「シムソンズ」というチーム名をつけた和子達の前に現れたのは漁協のジャンパーを着たうだつのあがらなそうな男、大宮平太だった。へっぽこな3人を見て平太が声をかける。「ぶっちゃけ初心者な人」手を挙げる3人。「ゼロからかよ!」和子の目標はカーリング選手権に勝ってマサト様の直筆サイン入りのブラシをゲットすること!しかし、美希以外は素人、真人に合コンをセッティングしてもらうためだけに引き受けた平太がコーチするチームが点を取れるはずもなく・・・。しかし惨敗を喫した和子に火がついた。「1点取ろう!1点取るまで頑張ろう!」美希以外の3人は平太の元へ向かい、改めてコーチを申し込むが、あっさり断られる。なおも食いつくと「コーチ料払え!」3人は美希を巻き込んでオニオンスープの販売をし、コーチ料をかせぐ。また、そんな和子達に目をつけた人もいた。テレビ局のディレクター高松はシムソンズの初練習をたまたま見て目をつけていたのだ。オニオンスープの件はニュースで放送され、それを目にした平太は彼女たちの本気を感じる。かくして、彼女たちはなんとカーリングの北海道大会へ向けて走り出した!
平太が連れて行ってくれたリンクは常呂の伝説のカーラー、ガミさんこと石神のリンク。今は常呂カーリング場のアイスメイクを一手に引き受けている。コーチとガミさんの間には何かある様子。4人は平太のコーチのもと、猛特訓を開始する。練習試合。「勝てるんじゃない?」と期待する和子達だったが、全く歯が立たない。最後の一投、史江の指示に反発し、自分の思うとおりにストーンを投げる美希。ストーンが転がり、相手より内側で止まった。1点だ!喜ぶ一同、しかし美希は負けた不満でいっぱいだ。しかしそんな美希に平太は厳しい言葉を放つ。「お前は本当に1点取ったのか?」美希は超えては行けないラインを超えてストーンを投げていた。「悪い?1点は1点じゃない」それをきっかけにチーム内でも言い争いが始まり、なんとシムソンズは解体してしまう。和子は意気消沈。クラスでも誰も口をきかない。受験勉強に専念している史江に菜摘が会いに行くが追い返される。「ふみえー!」菜摘が家の外から史江に叫ぶ。「史江が誘ってくれたから私は変われた。私を見つけてくれてありがとう!」史江は答えることができない。ある日、カーリング場に行った和子は以前美希が所属していたチームに話しかけられる。そこでコーチのことを「常呂の恥」というのを聞いた和子は、ガミさんに話を聞きに行く。平太はカーリングの有望な選手だった。ある大事な試合で平太はラストストーンを投げた。投球は完璧。喜ぶチームメイト。しかし平太は手を挙げた。「オレ、ライン割りました」試合後、平太はコーチだったガミさんに言った。「俺たちはカーリングだけのつながりじゃない。嘘はつきたくないんです」それをきっかけに平太はチームメイトからも「常呂の恥」と言われるようになったが、嘘をついて勝くらいなら正直に言って負けた方がいい、というカーリングの精神を守った平太にガミさんは感銘を受けた。「あいつは常呂の恥なんかじゃない。常呂の英雄だ」母親にも背中を押された和子はみんなで練習をした海岸へ向かった。そこには菜摘が。そして史江もやってきた。史江は賭に出る。「この5円玉を投げて表だったらやる!」5円玉は海の中へ。そこへ陰から様子をうかがっていた美希が走り寄る。のぞき込む美希。「表!」喜ぶ史江と菜摘。「うそつき」「ごめん」本当は裏だった。4人の心が一つになり、笑顔がはじける。平太の家に行き、改めてコーチを打診。「明日朝6時海岸に集合!」また猛特訓が始まった。そして迎えた北海道大会。和子の母が作ったお揃いのユニフォームに身を包んだシムソンズは順調に勝ち進み、決勝戦へと。しかし、その晩連絡を受けた平太が振り返る。「オレ、明日の決勝戦行けないや」ルール改正により平太にはコーチの資格がないというのだ。その夜、カーリング場で真人にあった和子は真人がカナダに留学する話を聞く。「美希も連れて行こうと思ってる」次の日、会場に平太の姿はなかった。「今日はスキップ、和子がやって」4人は戦術を練り、相手に食いついていく。「行くんでしょ、カナダ。美希ならオリンピックにでられるよ」試合中に話しかけた和子に美希は言った。「私はこのチームで行きたい」そして最後のエンド、相手は投げにくいコースにストーンを置いた。手堅く1点取って延長に持ち込むか、賭に出てこのエンドで勝ちに行くか。ハウス内でもめる4人の目に、コーチが飛び込んできた。「美希が決めて」和子は投球位置へ。美希のブラシは、賭けを選んだ。そして投げた最後の一投。シムソンズは負けた。しかし、会場からはシムソンズコールが。4人は涙と笑顔の入り交じった顔でコールを受けた。そしてオリンピック。JAPANのユニフォームに身を包んだ4人が、舞台へと上っていく。