下妻物語

下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉 [DVD]

小さい頃から色々あって(オレはしょりすぎ)、性格のねじくれ曲がった下妻在住ロリータ少女・桃子(深田恭子)がなんとかしてロリータの服を買うためにお金を作ろうと、父親(宮迫博之)が昔手を出していたベルサ○チ(いちいちP音が入って面白い)のバッタものを通販雑誌で売りに出すと、イチコという子から連絡があった。家が近いので自宅に呼ぶと、なんと訪ねてきたのは下妻のレディース・イチコ(土屋アンナ)だった! イチコに妙に気に入られた桃子は、はじめは疎ましく思いながらも、だんだんと友情を深め合っていく。ある日、イチコ改め本名イチゴは桃子に伝説の刺繍屋の話をする。世話になった先輩・亜樹美(小池栄子)の引退パレードのために、その刺繍屋に刺繍を入れて欲しいと語るイチゴ。桃子はイチゴと一緒にその刺繍屋を探して歩き回るが、水野晴郎が現れたばっかりに二人はケンカをしてしまう。しかし、意地を張るイチゴに桃子が切り出す。「その刺繍、私にやらせてくれない?」桃子が刺した刺繍はすばらしく、イチゴは意気揚々と亜樹美の引退パレードに参加するが(なんと魔邪さん発見)、なんと亜樹美の相手はイチゴの初恋の相手だった・・・。二人はさらに友情を深め、さらに桃子は敬愛するショップの社長(岡田義徳)から商品の刺繍を依頼される。洋服を「着ること」と「作ること」のギャップに戸惑う桃子をイチゴは手荒く励まし、そして桃子は仕事を受ける決意を固める。しかし、イチゴは桃子とつるむことに対して、仲間から「けじめ」をつけることを要求されていた。それを知った桃子は・・・。

面白かったなあ。面白い前評判聞いてたから、期待はずれだったらどうしようと思ったんだけど、結構面白かったなあ。
ちょっとカメラワークとか構成とか木更津っぽいっていうか、ちょっと違うけど匂いがするというか。巻き戻しとかいきなり説明が入るところとか。
土屋アンナがパッチギ決めまくりでしたね。
何よりも深田恭子にロリータがよく似合っていました。いい人選だったね。
全体的に人選が本当に良かったと思います。キャスティングが最高。宮迫はどっちでもよかったけど(いてもいなくても)、桃子が睡眠不足で倒れたときに「死んだか?」のタイミングが最高だったのでいいとします。
あと、岡田義徳は正直カメオ出演だと思っていたので、あんなに出番があって良かったです。
コメンタリーもついていたのでコメンタリー付でも途中まで見たのですが、あんまり面白くなかったので結局最後までは見ませんでした。