病気系ドラマ

1リットルの涙」が当たったせいか、最近病気系ドラマ多いですね。ワタクシは「愛と死を見つめて」と「少しは恩返しができたかな」を見ました。
共通して思ったことは「なんで死ぬとこやんないの?」ってことでした。
1リットルの涙」なんて、亡くなるときにお母さんが「お嫁に出すんだから」とベッドを花で敷き詰めたって言う号泣エピソードがあって、原作でもそこが一番泣けたのに、「3年後」だか「5年後」だかテロップが出て死ぬとこ映さないでおしまい。「愛と死」は「僕の誕生日の前日にミコは天国に行きました」みたいなんでお茶濁すし、「少しは」も「何月何日に安らかな眠りにつきました」っておい!なんでやねん!
昔のドラマはちゃんと死にゆくところまでやってたけどなあ。だからこそ強烈に印象に残ってたんだけどなあ。
そこまで感動エピソードとか苦悩とかてんこ盛りで、最後をそんな風にあっさりやられちゃうとイマイチすっきりしないのよね・・・。どうせなら号泣して終わりたい・・・。
人様の病気をネタにして泣く私の根性もどうかとは思いますが、なに、最近死ぬとこは出しちゃダメよみたいな映倫規定みたいのがあるのか?
どれもこれも最後にドッチラケになって終わりました。
「愛と死」のマコはすごすぎる。お子さま過ぎる。なんでミコがあの人を支えにしていたのか分からない。ほんとにあんなんだったのか、もっとひどかったのか、それともドラマの作りがひどいのかは分かりませんが、なんちゅー自己中男じゃ! 対してミコは強すぎる。すごすぎる。
「少しは」は最後の兄貴エピソードは予想してたくせに号泣しました。高橋一生二宮和也ラインてすごすぎる。ほんとに兄弟のよう。イマイチ途中までは醒めた目で見てたんですが、最後だけ声あげて号泣しました。