1リットルの涙

テレビに踊らされて、泣かそうと言う魂胆見え見えなところでまんまと号泣しています。
エリカちゃんは上手なんだけどなんかひっかかるんだよなあと思っていたらもしかして口元かしら? 半開きが多いっていうかちょっとしまりがないですよね。それでも可愛いっていいなあ。
生物室で遥斗くんにいきなりケンカ売るところは、遥斗くん目線になって「なにいきなり怒っとるん(あ、関西弁じゃない)」とか思いました。まあ心情的には分からなくもないけど、遥斗くんからしたら言いがかりですよね(笑)。
休日にフジッキー水野先生に会いに行って「あの・・・あの・・・」って聞こうか聞くまいか悩んでいるところはすごい上手だと思いました。
そしてそれを見つめるフジッキー水野先生の表情も、「本人のために告知してやりたいけど・・・」の感情がありありと・・・。訪ねてきた時点で聞かれて事は分かっていたと思うんですが、聞かれたらどう答えるつもりだったんだろう。
フジッキー水野先生、それにしてもトレーナーにジーンズでもかっこいいっすね! なんかこう、医者の休日のさわやかな典型という感じでよろしかったです。上下ジャージでもなく、アクセサリーじゃらじゃらとかでもなく。
フジッキー水野先生が亜也ちゃんのお母さん相手に初めて担当した男の子の話を語るところ。号泣。
「もっと早く知ってたら、たくさん走っておいたのに。もっと早く知ってたら、野球だって毎晩遅くまで練習したのに」っていうシーンはダメでしたね。号泣。
合唱コンクールでの陣内パパの独白は「おい!うるさいだろ!」と突っ込みつつ、顔芸にウケてしまったので泣けず。
遥斗くんは生物部のPCの履歴見てましたけど、あれで病気のことを悟るんですかね。予告で病院の屋上みたいなところで「お前なんの病気なの?」って聞いてましたね。遥斗パパの「お前あのお嬢さんと付き合ってるのか?」も意味深だったしね。
遥斗くんは「人の生き死にには興味ない。適当に生まれて、適当に死んで、それが普通だ」ってことを言ってましたが、これからの遥斗くん変身の布石でしょうね。おそらく、病気が表に出て来始めて先輩にふられた亜也を支えていくうちに、亜也と惹かれ合うようになって、大切な人が死んでいくっていうことの辛さや、死の意味を考えていくのでしょうね。今興味がないって言ってるのも、ほんとはすごく色々考えてることの裏返しっぽいし。お兄さんの存在が大きすぎたから、素直になれないんでしょうか。
亜也への告知のシーン。フジッキー水野先生の言うとおり、亜也はもう分かっていました。すごくきれいに涙が出てるなーと感心しながら、自分も泣いてました。
エンドロールはほんと毎回分かってるのに涙が出るなあ。