フライ，ダディ，フライ - 日和見日和-happygolucky-

というわけで試験終わりに観て参りました。
面白かった！
ボクシングということで、痛いのを見るのが嫌いなので（自分が痛いの嫌いだから）ちょっと心配しながら行ったんですが、直接的な暴力的描写は抑えめでした。
須藤元気がばかっぽさ全開でした。
彼の本来の姿を知らないのですが、あれが演技ならなかなかやるやないかお前、という感じでした。
あと「海猿」の三宅弘城さんのバディの坂本真くんが面白かったです。
いやー、脇役っていうか「え、なんでそんなところにそんな（ある意味）豪華な人がわんさか立ってるの！？」っていうシーンがはじめの方にあって、あとからその謎は解けたっていうか、ああ、なるほど、と思ったんですが、ほんと脇役が豪華です。
ああぅ！ネタバレしたい！
というわけで以下ネタバレ。
未見の人は読まないで見た方が多分面白いです。
ちなみに私は先行情報ほとんどなし（堤真一が出る。岡田が出る。岡田が在日の役。ボクシング。しか知りませんでした）で行ったのですが、ほんと面白かったです。
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堤真一サラリーマン！
え、なんでバス停立ってる人こんなに豪華なの？
ちなみに「浅野和之・神戸浩・徳井優・大河内浩・田口浩正」。超豪華！
あーなんかこの奥さんどっかでみたことがあるような・・・
娘が星井七瀬！かわいい！
今時こんな仲良し家族・・・しかも娘高校生なのに・・・
部長が鴻上さん！えーなんで？しかもこの１シーンだけだし！
娘が暴行を受けたと聞いてすごい勢いで自分の机まで走っていき、鞄をむんずとつかむやダッシュの真一。
暴行受けたっていうからレイプされたのかと思いきや顔面含む上半身がぼこぼこにされただけだった・・・。
いや年頃の女の子だし、それでも十分アレですが、暴行っていったら、ねえ。
しかも「暴行されたのは上半身だけですから」っていう医者がすごいキモイ！あれダレ？
のっそりでてくる教頭＠塩見三省。超不気味。
医者押しのけてやってきたから加害者の父＆病院の院長かと思ったら学校の教頭でした。
担任はモロ師岡。衆議院議員の息子の頭そんなに何回もはたいちゃっていいんですか！
激烈バカそうな加害者・須藤元気。
悪役軍団に圧力かけられて＆須藤元気の繰り出した拳にビビって文句の一つも満足に言えなくて家族に当たる真一を思いっきり手のひらを突き出して「来ないで！」と拒否する娘。頭の中は「ちょっと待って、プレイバック！」「今の言葉、プレイバック、プレイバック」「ちゃーらーらーら」
須藤元気に復讐しようと学校に乗り込む真一。
岡田登場。宗教かと思った。そんな踊りを屋上でえんえんと。
凶器を持って乗り込むも、一瞬で岡田に倒される真一。しかも学校間違い。
「100mごとに偏差値が10下がるんですよ」
岡田が鬼畜キャラ。
あきらかにあやしい奴らにのせられてしまう真一。
翌日、律儀に来る真一。
高校ジャージ。胸元に注目！つんつるてんの足下とか見てる場合じゃないよ！
「しかばね」ってどういう高校ですか（爆笑）！！
岡田が鬼畜キャラ。（ちょっと萌える）
ひたすらしごかれる真一と鬼畜キャラ岡田。
ウォーキングの老人カップルより遅い真一のへっぴり走り。
「自分のためにやってるんだからいつやめたっていいんだぜ」
鬼畜キャラ岡田は飼い犬と仲良し。そして「燃えよドラゴン」が好き。
真一はバスと競争。あっさり置いて行かれる。
雨の日に石段を重しを背負ってつま先立ちでのぼる練習。「足ついたりこけたりしたら最初からな」鬼畜！　「すべる！」爆笑！　フード被って雨もしたたるいい鬼畜の岡田。
っていうかなんでリュックがキティちゃん！
「恐怖の先にあるものを見てみたくないか」鬼畜かっこいー！
鬼畜キャラ岡田に感謝して、きったない「運動靴」の代わりを東急で買ってくる真一。
「オレは‘スニーカー’しかはかねえんだよ」
案の定真一を賭のダシに使ってる岡田准一とゆかいな仲間達。そして真一にばれる！
馬体重。
「甘えてんじゃねーよ」鬼畜キャラ爆発の岡田。そして真一をぼこぼこに。真一涙。
やめない真一。いつの間にかだっさい「運動靴」を履いている鬼畜。鬼畜・・・？
いつの間にかバスの豪華メンバーはバスと競争する真一を眺めるように。
「なんや同郷ね」
「誘われてないのに・・・」
真一、そのジャージ（しかばね）洗ってないでしょ・・・
本気になった愉快な仲間たちは娘に会いに行く。しかも窓から！吊られているのはもちろん坂本真！病室８階くらいなのに・・・
「スーさんのためならえーんやこーら」「はるかちゃんのためならえーんやこーら」もちろん吊るのは人力です。
「怪しいものじゃありません」どこがじゃ。
走るのも速くなった真一。そして最初は全然のぼれなかった木にものぼれるようになった！
真一を引っ張り上げる鬼畜改めオヤジ専。いつの間にかこう・・・オッサン見る目が熱っぽいよね・・・
過去の辛い体験を語るオヤジ専。つかこんなセンチメンタルいらねー。
「早く強くなってオレを守って」ええええええええええ！！！！！
とうとうシゴキ最終日。「明日はゆっくり休んでください」松尾くん最後までじぇんとる。
今までのお礼がしたいと連れてきたのは遊園地（！）
ジェットコースターにびびるオヤジ専。
「恐怖の先にあるものを見てみたくないか？（渋い声で）」真一かっこいー（オレ爆笑）！！
芝生に寝っ転がるオヤジ専とオッサンと愉快な仲間たち。青春・・・！
まーた踊っちゃったよオヤジ専。いいってだから。鷹の舞だかなんだか知らないけどなんかこう岡田の筋肉見せつけられてるようで・・・
バスと競争。もうオヤジ×５は必死で応援＆やる気まんまんの運転手（インディアンの羽根装着。ちなみに温水洋一）。やるとは思ったけど運転手、乗りたい客を無視して激走。走る真一、赤信号でバスを抜くも、ちゃくちゃくと迫り来るバス！
ゴール！！　ハナの差で真一勝利。
バスがバックして来ちゃったよ！
みんなで割れんばかりの拍手を。泣いてるし！真一呆然。
運命の日。なぜか愉快な仲間たちは自衛隊＆メキシカン＆アフリカン。なななななぜ？
うん、松尾くん普通のかっこだよね、と思ってたらジャージ脱いだらレフェリーのかっこしてた！！！（爆笑）
「オレ、勝てるかなあ」「フッ」答えずニヒルな笑いを残して去っていくオヤジ専。
最後まで抵抗するモロ師岡を一撃でやっつけるオヤジ専。
「勝つのは簡単だ。問題はそのあとだよ」かっこいー
とりあえずちょっとぼこられてビビるオッサン。お約束。
あ、だからダメだって敵に背中を向けたら！
なぜかやってしまわない須藤元気。
すがるような目でオヤジ専を探すオッサン。みつめあーうとーすなーおにー
俄然やる気が出ちゃって須藤元気をのしちゃうオッサン。おつ。
オッサン・・・！スンシン・・・！とばかりに賭けより抱きしめ合う二人・・・っつーかオヤジ専抱きついてからまりついてるし・・・ラヴ？
「オレこのまま遥を迎えに行ってくる！」と、いままでしかばねに隠して見せてこなかった真一の筋肉を満を持して大公開！
タンクトップにスーツで走っていくオッサン・・・一世風靡？
と思ったらオヤジ専も一緒に走ってた〜〜〜！！！なんでお前も？
「飛べ！オッサン、飛べ！」
え、おしまい！？

ちなみにこの映画のことを一緒に見た友達と「父」と略していたんですが、「ダディ」は「オッサン」と略すことが判明しました。
全体通して鬼畜の岡田くんはとっても良かったです。
オヤジ専に衣替えしてからはなんかこう、直視できないっつーか本人と重ねて見ちゃうっていうか・・・。
離婚して出てった自分のオヤジをオッサンに重ねてる、っていうのがこうなんかね。
とりあえず長っ！
でもほんと面白かったです。ＤＶＤ出たらもう1回観たい。