青い車

青い車 プレミアム・エディション [DVD]
原作を読んでいないのでもともとこういうテイストなのかもしれませんが、嫌いじゃないんですがとりたてて超面白い!とか超いい!とかおすすめ!とかは思いませんでした。
ARATAが好きで見たようなものだったので、ああ、ARATAの声を生かそうよ・・・とかちょっと思ったり。
前の晩に見た「パッチギ!」とは対照的に、静かな話で、パッチギとはまた違った青春の形でした。爽やかじゃない青春の話?いいすぎ?
でもこれが現代の青春なんだろうなあ。
ARATAは「ワンダフル・ライフ」の美しさに比べたらやっぱりちょっと衰えた感は否めないけれども、やっぱり背が高いし(相変わらず猫背ですね)細いし、かっこいいね。金髪よりは黒髪派です。
麻生久美子は綺麗だしスタイルいいんだけれども、なんか怒ってるときのセリフ回しがあんまり好きじゃない。でも普通にしゃべってるときは好きです。
宮崎あおいは文句なし。上手だね。
麻生久美子演じるアケミが宮崎あおい演じるこのみのベッドの中にはいってくところのやりとりが超かわいくて!二人ともかわいい!
最後の方はなんか意味分からなかった・・・。
以下反転。たいしたことないけれども。そんなに長くないから↓するまでも・・・。
最後にアケミが死んだあと、どうして海に花束を投げに行くのかそこんところの意味がよく分からなかった。生前にそういってりゃアレだけど、何も言ってなかったような・・・。あと、あおい車があんまりフィーチャリングされてなくて、しかもアケミが死んだあとにあおい車に乗ってアケミの足跡をたどる(それじゃ彼女がしんじゃったと同じか)話だと思ってたら全然そうでもなくて、むしろアケミが生きてる間に彼氏がいつの間にか妹ともできてましたーって話をえんえんとやっていた・・・。あんまり「あおい車」の意味がないような気がした。そして、最後にARATA演じるリチオがこのみに「オレが何とかするから大丈夫だよ」みたいなこと言ってたけど、なにをどうするんだ? あと、海に花束を投げに行く途中でこのみとホテル行って「まだ痛い?」「ちょっと・・・でも感じるよ」って生々しい!けどあおいちゃんが激烈かわいかったので許す!
結論:この映画の主人公は宮崎あおい一人である。